報連相の最終奥義「エスカ」は社内のデスゲームなのだ!

「エスカしといて!」

 ──出た。エスカ(笑)である。

新卒時代、先輩にこう言われた瞬間、筆者の脳内はフリーズした。「エスカ……? え、何のこと? もしかしてエスカレーター? いやいや、さすがに違うだろ……いやでも、職場に階段しかないし、どういうこと?」

そんな感じで2秒ほど思考が停止したのち、「あ、はい!」と反射的に返事してしまうのが新卒あるあるである。結局、その後こっそりスマホで「エスカ 意味」と検索するハメになるのだ。

だが、この「エスカ」、ただの略語と侮るなかれ。ビジネス界における「エスカレーション」は、新卒を惑わせ、上司をイラつかせる謎システムなのである。
今日はそんな「エスカ」の闇について語ろうじゃないか。

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「エスカ」とは何か? ビジネス界のエスカレーター現象

「エスカ」とは、「エスカレーション」の略である。

……と説明されても、最初は「いや、エスカレーションって何よ?」となるのが普通だ。そもそも「エスカレーション」という単語自体がビジネス界特有のもので、一般的な日本語ではないのである。

ざっくり言えば、「問題を上司や関係者に報告・相談して、判断を仰ぐこと」──これがエスカレーションの意味だ。

だが、この言葉の厄介な点は、使われ方がフワフワしすぎていることにある。

例えば、上司が「勝手に判断するな!」と怒るケース。これは、「何か問題が起きたら、ちゃんとエスカしろよ!」という意味である。

一方で、上司が「そんなこといちいち聞くな!」とキレるケース。これは、「なんでもかんでもエスカするな!」という意味である。

──おわかりいただけただろうか? エスカとは、「するなと言われるが、しなきゃ怒られる」という矛盾の象徴なのだ。

新卒のうちは、「どこまでエスカしていいのか?」という境界線が見えず、常に地雷原を歩いている気分になるのである。

エスカのタイミング問題──適切なエスカは可能なのか?

新卒社員にとって、「エスカします!」という言葉ほど地雷感のあるワードはない。エスカには「するなと言われるが、しなきゃ怒られる」という矛盾したルールが存在するからだ。

「エスカしないと詰む」 vs 「エスカしすぎると怒られる」

たとえば、こんな状況を想像してほしい。

ケース1:エスカしなかった場合

新卒「自分の判断で処理しました!」
上司「勝手に決めるな! ちゃんと報告しろ!」

    ケース2:エスカした場合

    新卒「この件、どうすればいいでしょうか?」
    上司「いちいち聞くな! 自分で考えろ!」

    ──どうしろと??

    新卒のうちは、この「エスカ判断のジレンマ」に悩まされるのが常である。

    「エスカ・ハラスメント」の実態

    さらに厄介なのが、「エスカ・ハラスメント」という現象だ。要するに、「エスカしないと詰む」状況を作っておきながら、エスカすると怒られるという理不尽システムである。

    • 「これ、エスカすべき?」と聞くと、「そんなの自分で判断しろ」と言われる
    • 「じゃあエスカしません」と決めると、「なんで相談しないの?」と詰められる

    まるで、「何をしても地雷を踏むトラップダンジョン」である。

    エスカを華麗に回避する技術

    では、どうすればこの「エスカ地獄」を回避できるのか?
    ポイントは、「確認ベースでご相談です」と言うことだ。

    上司に「エスカしろ!」と言われたら、こう返せばいい。
    「○○の件ですが、現時点ではこの方向で進めようと思っています。もし問題があればご指摘ください!」

    ──そう、エスカするのではなく、「エスカするフリ」をするのだ!
    これなら、上司に「いちいち聞くな!」と言われるリスクも減り、「勝手に判断するな!」とも言われない。

    エスカとは、タイミングとテクニック次第で「華麗にスルーする技術」なのである。

    まとめ:「エスカ」とうまく付き合う方法

    結局のところ、「エスカ」とは、社内RPGの即死トリガーである。「報告する」「黙って進める」→ どっちを選んでもHPが削れる。理不尽なシステム、いやバグかこれは。

    では、どうすればこの「エスカ地獄」を生き抜けるのか?

    1. 「どこまでエスカ?」と聞き返せ!
      • 「エスカしといて」と言われたら、「どのレベルまでエスカしますか?」と返す。
      • 「すべて報告すべきか、判断だけ仰ぐべきか」を明確にすることで、理不尽な怒られリスクを減らせる。
    2. 「確認ベースでご相談です」と言っておけば安全!
      • 「決めてませんが、この方向で進めようと思ってます」と伝えれば、「聞くな!」と「勝手に決めるな!」の両方を回避できる。
    3. エスカを「するフリ」で乗り切れ!
      • 「エスカしないとヤバい」と思ったら、実際に上司に判断を仰ぐのではなく、「こう思うんですが、問題ないですよね?」という形で投げる。
      • これなら、相手が何か言ってきたら「ですよね!」と乗っかればいいし、スルーされたら「エスカした事実」だけ残せる。

    最終結論:エスカとは「報告すること」ではなく「怒られないスキル」である!新卒・若手社員の諸君、今日からはエスカに怯える必要はない。
    適度にエスカしつつ、適度にスルーし、「ちょうどいいエスカポジション」を見つけるのだ!
    さあ、エスカという名のエスカレーターを、うまく乗りこなしていこうではないか!

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