コンプライアンス研修より怖い、「なんとなくNG」の圧力

「コンプライアンスを遵守しろ!」

──社会人になった瞬間、あらゆる場面でこの言葉を耳にすることになる。

「コンプライアンスとは何か?」と聞かれれば、「法令遵守のことです!」と教科書的に答えるのが正解らしい。しかし、現実はそんなに単純ではないのだ。

職場によっては、「法律なんてどうでもいいから社内ルールを守れ!」みたいな謎の勢力が幅を利かせていたり、「なんとなくヤバそうだからダメ!」という、根拠不明なローカルコンプライアンスが猛威を振るっている。

さらに、「コンプライアンス研修」と称して、「パワハラをしない」「情報漏えいを防ぐ」などの基本的な内容を延々と聞かされるイベントもあるが、終わった瞬間に上司が普通にパワハラをぶちかましていることもザラにある。

──いったい、「コンプライアンス」とは何なのか? 本当に守るべきルールはどこにあるのか? そして、どうやってこの「コンプライアンス(笑)」社会を生き抜けばいいのか?

今回は、そのあたりを深掘りしていくのだ!

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「コンプライアンス(笑)」に支配された職場

コンプライアンス──それは、本来「法令を守り、社会的責任を果たす」ための概念なのだが、職場ではなぜか違う意味で使われることが多い。もはや「会社独自の謎ルール」を正当化するための便利ワードと化しているのである。

「社内ルールが法律より強い」問題

例えば、「社内では◯◯は禁止!」と決められていることがある。しかし、それが実際の法律と照らし合わせて本当に必要なルールなのかは、誰も説明できない。「いや、それって法的に問題ないですよね?」と指摘しようものなら、「いや、でもウチの会社ではNGだから」と、意味不明な理論で押し切られるのだ。

極端な例だと、「〇〇という単語は社内で使ってはいけない」「〇〇というツールは法律的にはOKだけど、社内の判断で禁止」といった、法律とは無関係な“社内法”が幅を利かせる。こうなると、「コンプライアンスとは?」と哲学的な問いにぶち当たることになるのである。

「なんとなくNG」がまかり通る不思議

さらに、「法律に違反していなくても、なんとなく危なそうだから禁止!」という場面にも出くわす。「それってどの法律に違反するんですか?」と聞いても、誰も明確に答えられない。「まぁ…うーん…なんとなく…コンプライアンス的に…?」という謎の理屈で処理されるのだ。

この「なんとなくNG」を駆使すれば、あらゆることを禁止できる。「リモートワーク? なんとなくNG!」「SNSでの情報発信? なんとなくNG!」という具合に、会社が気に入らないものをどんどん封じ込められるのである。

「コンプライアンス研修」のカオス

そして極めつけは、年に1回くらい開催される「コンプライアンス研修」。

画面の向こうで講師が、「パワハラやセクハラは絶対にダメです!」と語るのを、社員たちは目を半開きで聞いている。しかし、その研修を受けた直後に上司が「お前さあ、もっと主体的に動けよ? それが成長ってもんだろ?」と精神論で詰めてきたり、会食の場で「〇〇ちゃん、彼氏いるの?」などと軽くセクハラ発言をかますのである。

もはや、「コンプライアンスとは一体…」という気持ちにしかならないのだ。

「コンプライアンス違反!」と言われたときの処世術

職場で「コンプライアンス違反だぞ!」と言われた瞬間、もうそれは“有罪”の烙印を押されたも同然である。たとえ実際に法律違反ではなくても、「コンプラ違反」という魔法のフレーズの前では、すべてがアウトになってしまうのだ。

だが、ここで黙ってやられるのはもったいない! 「コンプライアンス(笑)」の理不尽な攻撃をかわすための処世術を伝授するぞ!

1. 「それって具体的にどの法律ですか?」と聞く

「コンプライアンス違反!」と言われたら、まずは冷静に「それはどの法律の何条に違反しているのか?」を尋ねるのだ。

すると、相手は高確率でこう返してくる。

「いや、まあ、法的にどうこうじゃなくて…その…倫理的に?」

──出た! 「倫理的にアウト」理論!

この瞬間、「コンプライアンス」とは名ばかりで、実際には“会社のご機嫌取りルール”でしかないことが露呈するのである。こうなれば、「では、どの法律にも違反していないんですね?」と追撃することで、相手を黙らせることが可能だ。

2. 「前例がない=ダメ理論」に冷静にツッコむ

もうひとつよくあるのが、「前例がないからダメ!」という謎ルール。

例えば、新しいツールを導入しようとすると、「前例がないからリスクがある」と言われ、企画が潰されるのである。しかし、前例がないことこそ、新しい可能性のはずではないか?

そんなときは、「では、最初にこの会社を作ったときも、前例がなかったからダメだったんですね?」と逆質問してみよう。だいたい苦笑いされて終わるが、「確かに、前例がないからダメ理論っておかしいな…」と、相手に一瞬でも考えさせたら勝ちである。

3. 「コンプラおじさん」の対処法

職場には必ず、「コンプライアンスおじさん(またはおばさん)」が存在する。

  • 「最近の若手はコンプライアンス意識が低い!」
  • 「ちょっとしたことでも炎上する時代だからな!」
  • 「コンプライアンスを守るのが企業の責任なんだよ!」

──と、ことあるごとに「コンプライアンス」を連呼するのだが、その実態はただの“クレームおじさん”である。

こういうタイプには、下手に反論するのではなく、「いや〜、本当に大事ですよね!」と適当に同調しつつ、心の中で別のことを考えるのが最適解である。例えば、「今日のランチ、何にしようかな?」くらいのノリで流すのだ。

こうすれば、コンプラおじさんは満足して勝手に去っていく。戦わずして勝つ──これが処世術なのである!

まとめ:「コンプライアンス」とは結局なんなのか

結局のところ、「コンプライアンス」とは“法令を守り、社会的責任を果たす”という大切な概念である。だが、職場ではしばしば“会社独自の謎ルール”と化し、「なんとなくダメ」や「前例がないから却下」の言い訳に使われてしまうのだ。

だからこそ、本当に大事なコンプライアンスと、なんちゃってコンプライアンスを見極める目が必要である。

  • 「法律違反かどうか」を冷静にチェック(コンプライアンス違反!と言われても、まずは根拠を確認)
  • 「社内ルール=絶対」ではないと理解する(会社独自の“謎ルール”は、あくまで“ローカルルール”にすぎない)
  • 「コンプラおじさん」には適当に相槌を打ってスルー(まともに相手をすると消耗するだけなので、流すが吉)

最終的に、社会人として大切なのは「ちゃんと法律を守ること」と、「会社の謎ルールに振り回されないこと」のバランスを取るスキルである。

さあ、新卒・若手社員諸君。これからも「コンプライアンス(笑)」にツッコミを入れつつ、したたかに生き抜くのだ!

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