会議をぶち壊すジャストアイデア選手権

「まあ、ジャストアイデアですけど!」

──会議の場で、この言葉を耳にした瞬間、筆者は思ったのである。

「いや、それ無責任すぎん?」

なぜなら「ジャストアイデア」とは、「深く考えてないけど、とりあえず言っとくわ!」という魔法の免罪符なのだ。つまり、「もし実現不可能でも、オレは悪くないよね?」という保険付きの発言である。

この瞬間、会議室はカオスに包まれることになる。

好きなところから読んでくれ

ジャストアイデアは無敵の免罪符

「ジャストアイデアなんですけどぉ〜」

この言葉が放たれた瞬間、そこに責任という概念は存在しなくなる。なぜなら、これは「思いついただけで深く考えてません!」と堂々と宣言する呪文だからである。

たとえば、会議中にこんなことを言うヤツがいる。

「自社ビルの屋上に観覧車つくりません?」

「社内通貨を導入して、給料をペイペイで支給するのはどうでしょう?」

……バカか?

しかし、この提案者は逃げ道を用意している。そう、「ジャストアイデアですけど(笑)」という一言がある限り、彼は絶対に傷つかないのだ。

もし誰かが「いや、それは非現実的では?」と指摘しようものなら、こう返す。

「まぁまぁ、ジャストアイデアですから(笑)」

この瞬間、反論した側が「頭の固いヤツ」認定されてしまう。こうして、ジャストアイデアは会議の空気を支配するのである。

ジャストアイデア会議のカオス

ジャストアイデア会議──それは、「アイデアの大喜利大会」と化す場である。

  • 「とりあえず何か言わなきゃ」
  • 「ジャストアイデアって言っとけば、責任は取らなくていい」
  • 「てか、もはやゲーム感覚で言ってる」

──こういう心理で繰り広げられる無法地帯、それがジャストアイデア会議なのだ。

① 何の責任も取らないアイデアが乱れ飛ぶ

ジャストアイデアの本質、それは「とりあえず言ってみる」ことである。つまり、「言うだけならタダ」なのだ。

上司

何か面白い施策ない?


社員A「ジャストアイデアなんですけど、全社員にChatGPTを配布して、自動で日報を書かせるのは?」

社員B「ジャストアイデアですけど、社長の名前をAIで商標登録しちゃうのはどうでしょう?」

社員C「ジャストアイデアなんですが、そもそも日報って必要ですかね?」

──カオスである。

② 「ジャストアイデアなんで(笑)」で逃げ切る人々

この会議の最大の特徴は、誰も自分の発言に責任を持たないことである。なぜなら、魔法の言葉があるからだ。

「まあ、ジャストアイデアなんで(笑)」

そう言えば、どんな無茶苦茶な案でも「冗談だよ?」という空気になる。結果、誰も本気で議論する気がないのに、アイデアだけが乱れ飛ぶ状況になるのだ。

③ 本当に採用されると大惨事

だが、ジャストアイデアの真の恐怖はここからである。

時として、この無責任な発言が「お、それ面白いじゃん!」という謎の評価を受け、実行フェーズに突入してしまうことがあるのだ。

社員A「ジャストアイデアですけど、社内コミュニケーション活性化のために、全員アバターで仕事するのは?」

上司

それ、いいね!

社員A「(えっ……)」

──こうして、ジャストアイデアは地獄の現実となるのである。

ジャストアイデアに巻き込まれた時の処世術

さて、あなたが会議の場にいたとして、ジャストアイデア祭りが始まったとしよう。

目の前では無責任なアイデアが飛び交い、誰もまともに考えていない。だが、あなたは知っている。「これ、マジで採用される可能性があるぞ……」と。

では、どうすればこのカオスを乗り切れるのか? 以下の処世術を伝授しよう!

① 「なるほどですね!」と言って流す

ジャストアイデアを真に受けてはいけない。だが、真正面から否定すると角が立つ。

そこで、「なるほどですね!」という究極の無難ワードで乗り切るのだ。

上司

ジャストアイデアだけど、毎朝ラジオ体操を義務化するのはどうかな?

あなた

なるほどですね!(※心の声:いや、誰がやるねん)

この一言で、あなたは相手の機嫌を損ねることなく、意見をスルーすることができるのである。

② 「それ、もう少しブラッシュアップしましょう」と返す

ジャストアイデアに対しては、「いいですね!」と言ってしまうと、話が進んでしまう危険がある。

そこで、「ブラッシュアップしましょう」と返すのだ。

これはつまり、「とりあえず前向きっぽく聞こえるけど、具体的に進める気はない」という究極の技である。

上司

ジャストアイデアだけど、オフィスの椅子を全部バランスボールにするのは?

あなた

おお、それ面白いですね! もう少しブラッシュアップして、導入方法を検討しましょう!

上司

お、おう

──これで、意味不明な案がその場で確定することはなくなる。

③ どうしても逃げられない時は、別のジャストアイデアで応戦

時に、あなたが「意見を出せ」と求められる場面もあるだろう。その時は、「よりジャストなアイデア」で上書きしてしまえばいい。

上司

何かアイデアない?

あなた

ジャストアイデアですが、社員全員にVRゴーグルを配布して、メタバース会議を導入するのはどうでしょう?

上司

お、おう……

──こうして、相手に「うーん、それはさすがに……」と思わせることで、ジャストアイデアを無力化できるのだ!

まとめ:ジャストアイデアはエンタメとして楽しめ!

結局のところ、「ジャストアイデア」とは何なのか?

──それは、無責任なエンターテイメントである。

  • 本気で考えてるようで、実は何も考えていない。
  • 自由な発想っぽく聞こえるが、責任は一切取らない。
  • 会議の場を盛り上げるが、たまに本当に採用されて地獄を見る。

だが、これはもう「文化」なのである。ジャストアイデアを完全に消すことは不可能だ。

ならばどうするか?

適当に流し、適当に乗っかり、適当に楽しめばいいのだ!

今日もどこかでジャストアイデアが飛び交っている。だが、あなたはもう動じることはない。ここまで伝授してきた処世術を試す機会を伺いながら、ジャストアイデアをエンタメとして楽しむのだ!

──そう、これこそが社会を生き抜くための知恵なのである。

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