「それ、アグリーです!」
──会議で突然こう言われたことはないだろうか?筆者はある。しかも、言ったのはドヤ顔の上司である。
一瞬「何だこの呪文は?」と思ったが、冷静に考えれば意味はシンプル。「同意します」ということだ。しかし、なぜかカタカナにするだけで一気に「意識高い系オーラ」が爆誕するのである。
なぜ「アグリー」がこんなにも蔓延するのか? そして、この不可解な文化をどう乗り切るべきなのか?
今日はこの謎に迫っていこうではないか。
アグリー(笑)という謎の儀式
「アグリーです!」
──それは、意識高いビジネスパーソンたちの間で交わされる、謎の儀式である。
普通なら「それ、賛成です」とか「同意します」でいいはずなのに、なぜか「アグリー」が選ばれる。そして、これを口にする者たちは皆、なぜかドヤ顔なのである。
「アグリー」を使うと何が起こるのか?
会議で「アグリー」をぶちかますと、不思議な現象が発生する。
- 発言者の“デキる感”が3割増し
- 「あ、こいつ英語できるっぽい」と思われる(ただの錯覚)
- 周囲の「アグリー勢」が「アグリー!」と便乗し、謎の連鎖反応が発生
一方で、静かにそれを見守る「ノンアグリー勢」もいる。
彼らは心の中でこうつぶやいている──「日本語で言え」と。
「アグリー勢」と「ノンアグリー勢」の生態
- アグリー勢:「とりあえずアグリーしとけば賢そうに見える」と信じている。英語を交えることで「グローバル感」を演出しがち。
- ノンアグリー勢:「いや、普通に『賛成』でよくない?」と冷静に見ているが、反論するほどのエネルギーはないので黙る。
こうして、「アグリー」はじわじわと企業文化に染みつき、もはや逃れられない呪縛となるのだ。
アグリー地獄をどう乗り切るか?
さて、この「アグリー(笑)」という謎の呪文、使わないとどうなるか?
答えは簡単──「あれ、こいつ空気読めてない?」と思われるのだ。
なぜか職場では、「アグリーしない=非協力的」という空気が漂っている。日本語で「賛成です」と言えばいいはずなのに、なぜか「アグリー」が求められるのである。では、この状況をどう乗り切ればいいのか?
①「アグリー」なしで会話を成立させる方法
「アグリー」を封印したい? そんな時は、以下のようなフレーズを使えばいい。
- 「いいですね!」(シンプルで強い)
- 「それで行きましょう」(実はこれで十分)
- 「そのスキームの方向性に共感します」(ちょっとカタカナ味を足すと、意識高い勢も納得)
スキームの恐ろしさについては以下の記事で書いている。
②「アグリー返し」テクニック
しかし、どうしても「アグリー」を使わざるを得ない場面もある。
そんな時は、「アグリー(笑)」をさらに利用してやればいい。
- 「アグリー……ですが、とはいえ……」 → 一度アグリーしてから逆転する
- 「アグリーです!いやむしろ、スーパーアグリーですね!」 → 過剰にアグリーして煙に巻く
- 「アグリーかもしれませんが、ディスアグリーの視点も重要ですね」 → あえてディスアグリーをぶつけて場を混乱させる
どれも簡単な方法だが、使いこなせば「アグリー地獄」でも生き延びることができるのである。
まとめ:結局、日本語でいいのでは?
「アグリー」という言葉、ぶっちゃけなくても困らない。
実際、「それ賛成です」「いいと思います」「異論なし!」で済む話なのだ。しかし、なぜかビジネス界隈では「アグリー」が乱用され続ける。おそらく「賢そうに見えるから」という理由だけである。
しかし、現実は──
- 「アグリー」と言えば言うほど、意識高い系に見られる
- 「アグリー勢」に囲まれると、逆に「ノンアグリー勢」が警戒してくる
- 気づけば「アグリー」の使いすぎで自分が何を言ってるのかわからなくなる
結論:無理に使う必要はない。
とはいえ、時には「アグリー」を使わざるを得ない場面もある。そんな時は、「スーパーアグリーです!」などと過剰に盛って場を乗り切るのが吉。
さあ、次の会議で「アグリー(笑)」に遭遇したら、ぜひ心の中でこうつぶやいてほしい──
「日本語で言え!」と。


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