「イニシアチブ? わかりました(やるとは言ってない)」を極めろ!

上司

イニシアチブをとって進めてくれ

──この言葉が聞こえた瞬間、筆者の脳内では緊急タスクフォースが招集され、対策会議が始まる。「イニシアチブ……って何? 主導権?リーダーシップ?それとも、ただの丸投げ?」と、最適な切り返しを導き出すためのシミュレーションが展開されるのである。

そもそも「イニシアチブ(initiative)」とは、「主導権」や「率先して行動すること」を指す。要するに「お前がやれ」という話なのだが、このカタカナ語が使われると、なぜか高尚なビジネスワードのように聞こえてしまうから厄介なのだ。

しかし、ビジネスシーンで「イニシアチブを取る」と言われた場合、それは大抵「タスクの割り振りはしないが、君が頑張って何とかしろ」という意味を内包している。つまり、名ばかりリーダーの爆誕である。

では、この「イニシアチブ(笑)」を押し付けられた時、我々はどうすればいいのか? その実態と乗り切り方について、深掘りしていこう。

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「イニシアチブを取る」と言われたらどうなるか

「イニシアチブを取ってくれるかな?」

──この言葉が発せられた瞬間、プロジェクトは新たなフェーズに突入する。すなわち、「誰がどれをやるか不明なまま、とりあえず動き出す」フェーズである。

筆者の経験上、「イニシアチブを取る」と言われた時に発生する現象は、以下の3パターンに集約される。

① 結局、自分が全部やることになる

  • 「リーダーシップを発揮してほしい」と言われるが、具体的な役割分担はされない。
  • 気づけばスケジュール調整、資料作成、関係者との調整まで、すべて自分にのしかかる。
  • 最終的には「なんで俺だけこんなに仕事してるの?」状態に陥る。

② みんなが指示待ちになる

  • 「〇〇さんがイニシアチブを取るから、指示を待ちましょう」と暗黙の了解が成立する。
  • 結果、メンバーは何もしなくなる。
  • そして、数日後に「進捗どう?」とプレッシャーをかけられるのはイニシアチブ担当者だけ。

③ 最後に上司が「いや、それは違う」と言い出す

  • なんとかプロジェクトを進め、方向性を固めた後、最終確認の場で上司が爆弾を投下する。
  • 「ちょっと違うんだよね。ここはこうしたほうがいいと思うな」
  • だったら最初から言え!!!!!(心の叫び)

──このように、「イニシアチブを取る」と言われた時点で、すでに地雷は埋め込まれているのである。

だが、安心したまえ。我々には、この「イニシアチブ(笑)」を華麗に乗り切るための方法があるのだ!

「イニシアチブ(笑)」を華麗に乗り切る方法

「イニシアチブを取ってくれるかな?」

──この言葉が聞こえた瞬間、焦ってはいけない。むしろ、ここからが勝負なのである。

イニシアチブとは「主導権」だが、主導権を握る=全部自分でやる、ではない。むしろ、いかに周囲を巻き込みつつ、絶妙に仕事を振り分けるかが鍵なのだ。

では、実践的な「イニシアチブ回避&分散テクニック」を伝授しよう。

① 方向性を整理するフリをする

あなた

いいですね! では、まず方向性を整理しましょう!

──これは鉄板のセリフである。この一言を放つことで、いきなり実務を押し付けられる事態を回避できるのだ。さらに、「整理する」と言いつつ、実際には周囲に意見を求めることで、タスクを分散することも可能である。

② 重要な意思決定をすぐにはしない

あなた

ここでの最適なアプローチについて、関係者とも意見交換しながら進めていきますね

──このセリフを使うと、「お前が全部決めろ」という圧力を回避できる。とりあえず保留にしつつ、状況を見て動けばいいのである。

③ 「巻き込み力」を最大化する

あなた

このプロジェクト、〇〇さんの知見も活かしたいですね

──そう、仕事は「押し付ける」ものではなく「巻き込む」ものなのだ! うまく「〇〇さんも詳しいので、一緒に進めるのがいいですね」などと誘導し、タスクを分散させることが重要である。

④ 最後は「上の指示を仰ぐ」

あなた

方向性としてはこう考えていますが、いかがでしょう?

──ここで上司にボールを投げることで、最終的な責任を回避できる。「いや、それは違う」と言われたら、「なるほど、ではどう進めましょう?」と冷静に返せばいい。

このように、「イニシアチブを取る」ことは仕事を全部抱え込むことではなく、絶妙に責任を分散するゲームなのである!

まとめ:結局、どうすればいいのか?

「イニシアチブを取る」とは、単に責任を丸ごと引き受けることではなく、いかに周囲をうまく巻き込むかのスキルなのである。

結局、イニシアチブとは「主導権を持つ」と言えば聞こえはいいが、実際は「上司の期待に応えつつ、負担を分散する」ための戦略的ムーブが求められる。

イニシアチブを取る際の鉄則

  • 方向性を整理するフリをする(→ いきなりタスクを押し付けられない)
  • 意思決定を焦らない(→ すぐに結論を出さず、意見交換の場を設ける)
  • 巻き込み力を発揮する(→ 仕事は分担するもの。全部抱え込まない!)
  • 最終的な判断は上に投げる(→ 責任は適度に分散するのがコツ)

結論:「イニシアチブ(笑)」とは、責任の押し付け合いに負けない力のことである!さあ、新卒・若手社員諸君。次に「君がイニシアチブを取ってくれるかな?」と言われた時は、冷静に「まずは方向性を整理しましょう」と返すのだ!

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